後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう
9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう
・ドル・円は堅調、ドル買い・円売りで
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は反発、押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう
日経平均は反発。575.44円高の51692.70円(出来高概算12億1581万株)で前場の取引を終えている。
前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は270.03ドル高の49266.11ドル、ナスダックは104.26ポイント安の23480.02で取引を終了した。金利高を嫌気し、寄り付き後、下落。経済指標が予想を上回り、国内総生産(GDP)成長率見通しが引き上げられたほか防衛関連の買戻しで、ダウは大幅上昇に転じた。一方、金利高に加え、セクター入れ替えなどで、ハイテクが売られ、ナスダックは終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株市場を横目に、1月9日の日経平均は250.72円高の51367.98円と3日ぶり反発して取引を開始した。その後はプラス圏で堅調推移となった。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちだったが、外為市場で前日終値時点から円安・ドル高水準となっていることも安心感となった。また、日経平均は昨日までの続落で1400円下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。
個別では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、信越化<4063>、京セラ<6971>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、スクリン<7735>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、豊田通商<8015>、ニトリHD<9843>、ZOZO<3092>、SMC<6273>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、イオン<8267>、イビデン<4062>、中外薬<4519>、コナミG<9766>、レーザーテック<6920>、住友電<5802>、テルモ<4543>、大塚HD<4578>、ディスコ<6146>、荏原<6361>、第一三共<4568>、塩野義<4507>などの銘柄が下落。
業種別では、銀行業、輸送用機器、繊維製品などが上昇した一方で、非鉄金属、医薬品、水産・農林業などが下落した。
後場の日経平均株価は、堅調な展開が継続するか。8日に今期業績見通しの上方修正を発表したファーストリテが上昇し、指数を押し上げた。ただ、日中関係悪化による先行きの不透明感が強まっている状況下でもあり、ポジティブな反応は高まりにくいか。また、9日には安川電機<6506>の決算発表が予定されており、製造業の先行指標的な位置づけにあることから、FA関連などの株価に影響を与えよう。
■ドル・円は堅調、ドル買い・円売りで
9日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、156円82銭から157円25銭まで値を上げた。当面の上値メドだった157円を上抜け、下げづらい値動きに。米10年債利回りは底堅く、ドル買い先行。また、日本株高を背景とした円売りが続く。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円82銭から157円25銭、ユ-ロ・円は182円83銭から183円25銭、ユ-ロ・ドルは1.1646ドルから1.1662ドル。
■後場のチェック銘柄
・ピーバンドットコム<3559>、ブイキューブ<3681>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月家計支出:前年比+2.9%(予想: -1.0%、10月:-3.0%)
・中国:12月消費者物価指数:前年比+0.8%(11月:+0.7%)
・中国:12月生産者物価指数:前年比-1.9%(11月:-2.2%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「2027年会計年度の国防予算を1.5兆ドルに50%超増額すべき」
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 独:11月鉱工業生産(予想:前月比-0.5%、10月:+1.8%)
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