個人投資家・有限亭玉介:【注目の直近IPO】躍動する小型株の中で光る「イマ」を見極めろ【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【注目の直近IPO】躍動する小型株の中で光る「イマ」を見極めろ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年8月31日15時に執筆
強気相場が始まった8月上旬の勢いから徐々に上値の重さが目立ちつつあります。同時に底堅さもあり、投資家の迷いが現れているようですな。このように相場の方向が掴みにくい時はIPOを狙ってみるのも良いかもしれません。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
2024年のIPOをチェックしてみると、86社のうち公開価格が初値を上回ったのは63社で7割以上との事です。仮に上場当日に買ったとしても、その後何日か勢いよく上がり続けるというチャートもよく見られますよ。
上場前から話題となっている銘柄であれば、上場初日から買いが殺到して青天井相場となる事も珍しくありません。マネーゲームのように短期売買が繰り返されて株価が大きく乱高下しても、最終的には前日の株価を上回っているという事もよくあります。
IPOを積極的に狙っていく戦略で利益を上げているデイトレーダーもいるわけですから、それだけIPOというのは限られた期間内で大きな利益を上げやすいボーナスタイムとも言えるでしょう。株価が大きくない低位株であっても大きく株価が動くのなら、資金力があまりない個人投資家でも大きな利益を上げられる可能性がありますな。
現在のような強気相場が停滞しているのでは…という方向感を欠く相場では、外部環境やこれまでの相場の影響を受けにくいIPOで勝負するのも一興ですな。短期売買で勝負をするのであれば、中長期目線のファンダメンタルズ分析も必要ありませんからねぇ。急転直下が怖いのなら、ご祝儀的な値動きに期待してIPO銘柄をチェックしてみるのも良いかもしれません。
まずは下水道を中心とした建設コンサルティングを手掛ける日水コン<261A>です。昨年10月に上場後からチャート(日足)は見事な上昇トレンドを形成しております。業績も堅調で25年12月期は過去最高益を更新する見通し。昨今の道路陥没のニュース等から思惑買いが流入する可能性もあるかもしれませんな。
DXなどコンサルを手掛けるMIC<300A>も業績好調で26年3月期が最高益予想となっております。昨年12月の上場から年初来高値を更新した現在までで株価が3倍以上になりました。業務効率化の需要を捉えて、業績拡大が続くか監視中。
ディスカウントストアを運営するトライアルHD<141A>は、西友を子会社化した事でも話題となりましたな。M&A費用がかさんで業績にはネガティブとなったものの、本業の売上はしっかり拡大しております。
リカバリーウェア「BAKUNE」はじめとしたコンディショニングブランドの運営を手掛けるTENTIAL<325A>は、プロモーションにより認知度が拡大している様子。今年6月の高値6540円を再び目指すか注視したいです。
金地金販売が主力のunbanked<8746>は、暗号資産関連でも思惑があります。7月16日には関連会社で融資型クラウドファンディング事業や投資・コンサル事業を営むクラウドバンクを子会社化するとの発表で、思惑買いが流入しました。
最後は船主業が主力で海運関連でもある明海グループ<9115>に注目します。ここまで業績は堅調で株価は割安。さらに一目均衡表(週足)の雲を今週になって抜けてきているので動きやすくなりそうだと見ています。日米で国策として造船業の復権に向けた動きがありますので、海運にも改めてスポットが当たるとすれば、同社のような小型株にも妙味があるかもしれませんな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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