【市場反応】米Q2非農業部門労働生産性はプラス改善、継続受給者数は21年来で最高、ドル軟調
2025年08月07日 22:22
市況・概要
*22:22JST 【市場反応】米Q2非農業部門労働生産性はプラス改善、継続受給者数は21年来で最高、ドル軟調
米国労働統計局が発表した4-6月期非農業部門労働生産性速報値は前期比年率+2.4%と、1-3月期-1.8%からプラスに改善。予想も上回り昨年7-9月期来で最大の伸びとなった。同期単位労働コスト速報値は前期比年率+1.6%と、1-3月期+6.9%から伸び鈍化も予想を上回った。
先週分新規失業保険申請件数(8/2)は前週比7000件増の22.6万件と、前回21.9万件から予想以上に増加。7月初旬以降ほぼ1カ月ぶり高水準。失業保険継続受給者数(7/26)は197.4万人と、前回193.6万人から増加し、21年11月来で最高となった。
労働市場の減速が示唆され、ドルは軟調。ドル・円は147円40銭から147円02銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1640ドルから1.1662ドルまで反発、ポンド・ドルは1.3437ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+2.4%(予想:+2.0%、1-3月期:-1.8%←-1.5%)
・米・4-6月期単位労働コスト速報値:前期比年率+1.6%(予想:+1.5%、1-3月期:+6.9%←+6.6%)
・米・先週分新規失業保険申請件数(8/2):22.6万件(予想:22.2万件、前回:21.9万件←21.8万件)
・米・失業保険継続受給者数(7/26):197.4万人(予想:195万人、前回:193.6万人←194.6万人)
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