後場の日経平均は224円高でスタート、楽天グループやトヨタなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32691.83;+224.07TOPIX;2371.02;+10.54
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比224.07円高の32691.83円と、前引け(32665.71円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32470円-32510円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.60-70円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ渋り小幅高に転じている。午後の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は昨日までの3日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすく、前場は伸び悩んだものの下値の堅い展開となり、市場の安心感となっているもよう。一方、引き続き国内金利の先高観が株価の重しとなっていることに加え、13日に8月の米消費者物価指数(CPI)、14日に8月の米生産者物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあるようだ。
セクターでは、輸送用機器、医薬品、ゴム製品が上昇率上位となっている一方、鉄鋼、保険業、卸売業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、楽天グループ<4755>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、東電力HD<9501>、ソフトバンク<9434>が高い。一方、ネクステージ<3186>、IHI<7013>、川崎重
<7012>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、JFE<5411>、イビデン<4062>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、日本製鉄<5401>が下落している。
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