後場の日経平均は108円安でスタート、三井ハイテクやデンソーなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32667.50;-108.87TOPIX;2374.76;-5.15
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比108.87円安の32667.50円と、前引け(32675.89円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32430円-32500円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.30-40円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏でやや軟調で0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に下げに転じ0.1%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物がやや軟調な動きとなっていることが東京市場の株価の重しとなっているようだ。また、今晩発表される8月の米消費者物価指数(CPI)への警戒感から、積極的な買いを見送る向きもあるもよう。一方、外為市場で朝方に比べ円安・ドル高方向に振れていることが、輸出株などの株価を支える要因となっているようだ。
セクターでは、精密機器、建設業、電気機器が下落率上位となっている一方、保険業、ゴム製品、海運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、三井ハイテク<6966>、IHI<7013>、デンソー<6902>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>が下落。一方、ネクステージ<3186>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>、JR東<9020>、東京海上<8766>、ブリヂストン<5108>、KDDI<9433>、ソシオネクスト<6526>、郵船<9101>、INPEX<1605>が上昇している。
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