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後場の日経平均は885円高でスタート、川崎船や日立などが高い

2024年08月13日 13:07 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35910.70;+885.70TOPIX;2535.39;+52.09


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比885.70円高の35910.70円と、前引け(35785.55円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は35770円-35930円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=147.30-40円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前週末終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方は堅調だったがその後伸び悩み前週末終値近辺でしている。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。主要企業の4-6月期決算発表が今週前半まで続く中、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となっているようだ。一方、今晩発表される7月の米卸売物価指数(PPI)など経済指標のほか、イスラエルとイランを巡る中東情勢の緊張や、大規模地震が発生する可能性が平時より高まっているとして出されている「巨大地震注意」など、警戒材料も多く、上値追いには慎重な向きもある。

 セクターでは、保険業、海運業、電気機器が上昇率上位となっている一方、空運業、陸運業、ゴム製品が下落している。

 東証プライム市場の売買代金上位では、KOKUSAI<6525>、フジクラ<5803>、トレンド<4704>、楽天グループ<4755>、キーエンス<6861>、川崎船<9107>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、日立<6501>が高い。一方、OLC<4661>、三越伊勢丹<3099>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、資生堂<4911>、ニトリHD<9843>が下落している。
<CS>

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