売り先行か
*08:25JST 売り先行か
[本日の想定レンジ]
23日のNYダウは88.76ドル安の46292.78ドル、ナスダック総合指数は215.51pt安の22573.47pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の45305円だった。本日は前日の米国株安を映して利食い売りが先行して始まることが予想される。休日前の22日は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて乱高下した19日の下落分を取り戻し、史上最高値を更新した。ローソク足は下ヒゲのない陽の寄り付き坊主を形成した。上昇が続く中で利益確定売りや高値警戒感が高まることを示唆するとされ、上昇基調の鈍化が意識されそうだ。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が23日の講演で、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ支持に関して具体的な言及を避けたため、追加の利下げ期待が後退し、前日の米国市場では利食い売りが先行した。東京市場もこうした流れが波及するとみられる。ただ、米国市場の取引終了後に強気な業績見通しを示した半導体大手マイクロン・テクノロジーが時間外取引で2%超上昇しており、半導体関連株への資金シフトの動きが続く可能性があり、引き続き強い展開につながるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の46000円や
46500円、下値のめどは、5日移動平均線(45107円)、心理的な節目の44500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限45700円-下限45200円
<SK>
