日経平均は小反落、小幅な値動きで推移
*12:16JST 日経平均は小反落、小幅な値動きで推移
日経平均は小反落。83.08円安の69234.42円(出来高概算10億1950万株)で前場の取引を終えている。
前日15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は468.77ドル高の51671.03ドル、ナスダックは795.10ポイント高の26683.94で取引を終了した。イラン和平の暫定合意を好感し、寄り付き後、上昇。トランプ大統領は19日の署名と同時にホルムズ海峡が完全に再開されると発言、原油価格が下落しインフレ懸念も後退、相場は続伸した。終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新した。
米株式市場の動向を横目に、16日の日経平均は28.59円安の69288.91円と4日ぶり反落して取引を開始した。ただ、朝方にはプラス圏に浮上する場面も見られ、前日
終値を挟んで小幅な値動きで推移。前場は69000円台を維持しながらも、上値の重い展開となった。前日の米株高や原油安は支援材料となったものの、前日に急騰した反動から利益確定売りが先行した。先週末12日と昨日の2営業日で日経平均が5100円上昇していることから、短期的な過熱感が意識されて株価の重しとなった。
個別では、アドバンテ<6857>、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>、村田製<6981>、住友電<5802>、ファーストリテ<9983>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>、中外薬<4519>、HOYA<7741>、三井金属<5706>、古河電<5801>、ミネベア<6479>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などの銘柄が上昇。
一方、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、ソニーG<6758>、三菱商<8058>、良品計画<7453>、伊藤忠<8001>、トヨタ<7203>、京セラ<6971>、テルモ<4543>、三井物<8031>、トレンド<4704>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、ガラス・土石製品、その他金融業などが上昇した一方で、建設業、鉱業、金属製品などが下落した。
後場の日経平均株価は、69000円台を中心にもみ合う展開が見込まれる。米国市場ではイラン和平の暫定合意やホルムズ海峡再開への期待から原油価格が下落し、インフレ懸念の後退が株式市場を支えた。ただ、合意署名は19日とされ、実現までの過程では発言や報道に相場が振れやすい。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、夕方には内田日銀副総裁の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあろう。一方、原油安が米金利低下につながればグロース株には支援材料となる。後場は米株先物や為替、原油価格の動向を確認しながら、押し目買いと戻り待ちの売りが交錯する展開となろう。
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