日経平均は48円高でスタート、日本製鉄やレーザーテックなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37209.26;+48.79円TOPIX;2740.87;+5.35
[寄り付き概況]
5月26日の日経平均は前営業日比48.79円高の37209.26円と続伸でスタート。23日の米国市場でダウ平均は256.02ドル安の41603.07ドル、ナスダックは188.52ポイント安の18737.21で取引を終了。朝方トランプ大統領がEU(欧州連合)からの輸入品に対しに6月1日から関税50%を課すことを提案すると自身のSNSに投稿し、ダウ、ナスダックともに寄り付き後下落。またトランプ大統領が同日、アップルに対しても高関税を課す姿勢を示したことを受け、アップル株下落が相場の重しとなった。ただ、ホワイトハウスは大統領発言を正式な声明だとは解釈していないと一部メディアが報じたことやベッセント財務長官が数週間以内にいくつかの大規模な貿易合意を発表する予定と発言したことが伝わると下げ渋った。シカゴ日経225先物は大阪比335円安の36855円。本日の日経平均は買いが先行。トランプ米大統領が対EU関税の発動期限を7月9日まで延長との一部報道を好感した流れだ。ただし、26日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場になるため、徐々にこう着感が強まりやすいとの見方も。
東証プライム市場の売買代金上位では、川崎重<7012>、日本製鉄<5401>、IHI<7013>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>などが上昇する反面、任天堂<7974>、サンリオ<8136>などが小安い。業種別では、鉄鋼、空運、不動産などが上昇率上位で推移。
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