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前場に注目すべき3つのポイント~パキスタンによる外交期待も原油高止まりなら買いは膨らまず~

2026年04月08日 08:27 市況・概要

*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~パキスタンによる外交期待も原油高止まりなら買いは膨らまず~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■パキスタンによる外交期待も原油高止まりなら買いは膨らまず
■パルHD、26/2営業利益 14.7%増 271億円、27/2予想 8.3%増 294億円
■NEC<6701>玉川事業場に先端技術・産学共創拠点開設

■パキスタンによる外交期待も原油高止まりなら買いは膨らまず

8日の日本株市場は先物主導での荒い値動きになりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが85ドル安、ナスダックは21ポイント高だった。トランプ米大統領がイランに提示している攻撃猶予の期限である、米東部時間7日午後8時(日本時間8日午前9時)が迫るなか、イランがトランプ政権との直接交渉を拒否したとの報道を受けて原油先物価格が急伸し、NYダウの下落幅は一時450ドルを超えた。その後、パキスタンが米国とイランに2週間の停戦案を提示との報道を受けて買い戻しが入る展開になった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比380円高の53960円。円相場は1ドル=159円00銭台で推移。


日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで52850円まで売られる場面もみられたが、パキスタンによる外交期待からショートカバーを誘う形となり、日中比460円高の54040円で取引を終えた。攻撃猶予期限が迫るなか、外交によって2週間延期されるようだと、買い戻しの動きが強まることになろう。


ただ、攻撃が開始されるようだと原油急伸から先物主導で下へのバイアスが強まる可能性には注意しておきたいところである。米国市場の中盤からの切り返しではパキスタンによる外交への期待が買い戻しを誘う形になったが、再度延期されるとの見方が大勢であろう。先物主導によるインデックスに絡んだ商いにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均型を牽引する可能性はありそうだ。


もっとも、たとえ延期されたとしても原油価格が1バレル=100ドルを上回っての推移が続くようだと、戻り待ち狙いの売りが次第に強まる可能性がありそうだ。米株先物の動向や今晩の米国市場の反応を見極めたいとする模様眺めムードも強まることになろう。また、米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、翌9日には米2月個人所得、米2月個人消費支出(PCE)の発表を控えていることもあって、引き続き積極的な売買は手控えられよう。

■パルHD、26/2営業利益 14.7%増 271億円、27/2予想 8.3%増 294億円

パルHD<2726>が発表した2026年2月期の連結業績は、売上高が前期比12.9%増の2347億400万円、営業利益は同14.7%増の271億4400万円だった。衣料事業を中心として、総フォロワー数2400万人超の規模へと拡大した社員インフルエンサーによるSNS発信を一段と強化するとともに、自社ECプラットフォーム「PALCLOSET」から得られる膨大な購買・行動データの解析・活用を推進した。27年2月期の連結業績は、売上高が前期比7.8%増の2530億円、営業利益は同8.3%増の294億円を計画。

■前場の注目材料

・日経平均株価は上昇(53429.56、+15.88)
・ナスダック総合指数は上昇(22017.85、+21.51)
・SOX指数は上昇(8003.87、+87.76)
・シカゴ日経225先物は上昇(53960、+380)
・米長期金利は低下
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・NEC<6701>玉川事業場に先端技術・産学共創拠点開設
・NTT<9432>島の課題解決、IOWN活用、久米島を仮想で再現
・理研計器<7734>アンモニアガス可視化、赤外線・AIで漏えい特定
・野村HD<8604>株式分析特化AI開発、資産運用を高度化
・ダイフク<6383>滋賀に搬送・保管システム工場、半導体ライン向け
・東陽テクニカ<8151>トルク用ベンチ、力行・回生試験に対応
・アンリツ<6754>仏社に追加出資、スマホ・車通信関連開発効率化
・三菱自動車<7211>フィリピンで新型HV、既存工場を増強
・住友化学<4005>T2などと、自動運転で化学品輸送、関東-関西の定期運行開始
・三菱ケミカルG<4188>台湾のMMAモノマー事業撤退
・旭化成<3407>日本製鉄・日鉄物産と協業、純チタン再資源化
・SWCC<5805>冨士電線、超細径LANケーブル開発、施工の自由度向上
・旭化成<3407>深紫外LED事業終了、計測・殺菌用途向け
・大東建託<1878>外壁3メーカーと契約情報共有、工期遅れ防止
・日本インシュレーション<5368>社長に就任した中野強氏、廃棄物再資源化参入狙う
・近鉄GHD<9041>近鉄エクスプレス、中国・上海の倉庫を移転
・シーラHD<8887>APAMANと、マンション供給で提携、単身者向け新築賃貸


☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 2月現金給与総額(予想:前年比+2.7%、1月:+3.0%)
・08:50 2月経常収支(予想:+3兆4567億円、2月:+9416億円)

<海外>
・11:00 NZ準備銀行政策金利発表(予想:2.25%)

<YY>

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