リソルホールディングス---1Qは増収・2ケタ増益、旺盛なインバウンド需要が業績拡大を後押し
*17:53JST リソルホールディングス---1Qは増収・2ケタ増益、旺盛なインバウンド需要が業績拡大を後押し
リソルホールディングス<5261>は7日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.9%増の76.64億円、営業利益が同23.0%増の9.23億円、経常利益が同22.9%増の8.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.4%増の8.09億円となった。
ホテル運営事業では、旺盛なインバウンド需要を捉え、各ホテルにおいてアジア・欧州など地域特性に応じた プロモーション施策を継続的に実施し、業績は好調に推移した。また、別荘シェア利用事業の“リソルステイ”において、「暮らすように泊まる。」をコンセプトに滞在型貸別荘「スイートヴィラ」の施設数を80施設超まで拡大した。
ゴルフ運営事業では、天候不順など気象要因の影響を受けたものの、コース・クラブハウスの上質化、ホスピタリティの強化などでゴルフ場全体の品質向上に努めたことで、売上は底堅い推移となった。また、国内ゴルファーやインバウンド向けの宿泊ゴルフを強化したことで利用者が増加した。
リソルの森事業では、ゴルフ部門(真名カントリークラブ)において、コースメンテナンスの向上やクラブハウス内施設の更新などサービスの上質化に努めたことにより、客単価の上昇及び会員権販売が順調に推移した。
福利厚生事業では、業界最大級のメニュー数と競合他社と差別化したプラン「精算プラン」「カフェテリアプラン(プラスユアチョイス)」「従量制プラン」を強みに、新規顧客の獲得に注力した。また、大手金融機関と連携した新規顧客開拓が順調に進み、新規契約が増加した。
再生エネルギー事業では、既存施設の管理を行いながら、売電事業及び自家消費型事業を展開した。リソルの森の施設内においては、1.5MWの太陽光発電設備を運営し、また、グループゴルフ場4ヶ所においては、ソーラーカーポートを稼働している。
投資再生事業では、市場環境を見据えながら、新規運営施設の仕入れ等の検討を進めた。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の300.00億円、営業利益が同11.9%増の30.00億円、経常利益が同9.1%増の28.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.1%増の20.50億円とする期初計画を据え置いている。
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