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東証グロース市場250指数先物見通し:下値模索か

2025年03月11日 08:05 市況・概要

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:下値模索か 本日の東証グロース市場250指数先物は、下値模索の動きを予想する。前日10日のダウ平均は890.01ドル安の41911.71ドル、ナスダックは727.90pt安の17468.32ptで取引を終了した。トランプ大統領が週末のインタビューで政策の大幅修正で経済が過渡期にあると言及し、景気後退入りも除外しなかったため警戒感に寄り付き後、下落。特にハイテクでの利益確定売りが目立ち、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて関税を巡る不透明性などに手仕舞い売りが一段と強まり、下げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、下値模索の動きを予想する。米国株安を受けて、寄り付きから下落スタートとなるだろう。夜間取引で75日移動平均線を下回ったほか、日足一目均衡表の先行スパン(雲)下限を下回るなど調整色を一段と強めており、落ち着きどころを探る動きとなりそうだ。極端な値動きとなった場合、25年12月安値や1月17日安値の位置する606ptを維持できるかにも注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比11pt安の632ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは615ptとする。

<SK>

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