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新興市場銘柄ダイジェスト:LaboroAIは一時ストップ高、ベイシスが急騰

2025年02月14日 15:40 銘柄/投資戦略

*15:40JST 新興市場銘柄ダイジェスト:LaboroAIは一時ストップ高、ベイシスが急騰 <4371> CCT  1085  +126
急騰、一時ストップ高。24年12月期の業績及び配当政策の変更を発表し好感されている。売上高191.66億円(前年同期比20.4%増)、経常利益20.46億円(同15.9%増)と好調だった。また、配当政策を変更し累進配当を導入すると発表、剰余金の配当について内部留保とのバランスを考慮し、連結配当性向20~30%を目安に累進配当を継続して実施していくとしている。今期の期末配当から適用し、連結配当性向は20%とすることを予定しており、年間配当(初配当)は19円にする方針とした。

<3698> CRI・MW  921  +29
大幅続伸、年初来高値更新。13日の取引終了後に25年9月期第1四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高8.61億円(前年同期比28.1%増)、経常利益1.46億円(同295.2%増)と好調だった。オンラインコミュニケーションミドルウェア「CRITeleXus(シーアールアイテレクサス)」の開発を行うとともに、モビリティなど今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力したことが奏功したとしている。

<5586> LaboroAI  1398  +235
一時ストップ高。13日の取引終了後に25年9月期第1四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は5.13億円(前年同期比+53.1%)、営業利益は1.21億円(同+535.5%)、経常利益は1.21億円(同+542.0%)と大幅増収増益だった。同社が属するAIソリューション市場において「Chat GPT」をはじめとする大規模言語モデルの技術革新の進捗などの結果、企業の競争力の強化や人材不足への対応から幅広い産業で積極的なDX投資が行われており、事業環境は堅調に推移している。

<4165> プレイド  1107  +150
ストップ高。13日の取引終了後に25年9月期第1四半期の業績を発表し、これを好感した買いが先行している。売上高は31.90億円(前年同四半期比26.0%増)、営業利益は4.28億円(前年同四半期は営業損失0.26億円)、経常利益は3.98億円(前年同四半期は経常損失0.27億円)と黒字に転換した。CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の販売強化に向けた組織変更や人員増強を行ったほか、更なる事業領域の拡大に向けた取り組みも行ったことが要因としている。

<4435> カオナビ  2380  +400
ストップ高。13日の取引終了後に、キーストーン インベストメント ホールディングス エルピーが同社に対して非公開化することを目的としてTOB(株式公開買付け)を実施することを発表し、好材料視されている。TOB価格は1株4380円で13日終値1980円の2倍以上の水準。買い付け期間は25年2月14日から3月31日までの30営業日。買付け予定の株券等の数は9,448,583株で、買付予定数の下限は5,467,100株としている。

<4068> ベイシス  1444  +254
急騰。13日の取引終了後に25年6月期第2四半期(累計)業績予想と実績値との間の差異および通期業績予想の上方修正を発表し、好感されている。IoTエンジニアリングサービスにおいて、利益率の高いストック案件が増加したこと、および、案件単価上昇アクションが奏功した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益がいずれも24年8月14日に公表した予想数値を上回る結果となった。そのため、通期経常利益予想も0.93億円から1.29億円(38.1%増)へ上方修正した。 <ST>

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