新興市場銘柄ダイジェスト:サーキュ、MacbeePがストップ高
*15:51JST 新興市場銘柄ダイジェスト:サーキュ、MacbeePがストップ高
<9236> ジャパンM&A 2365 -500
ストップ安。24年10月期の営業利益予想を前期比39.5%増の2.45億円と発表している。M&A需要の拡大に対応するため、積極的にアドバイザーを採用する。23年10月期の営業利益は189.2%増の1.76億円で着地。研修会や勉強会を実施してニーズ発掘を図った結果、新規受託件数が順調に増加した。成約組数も75組と前期(59組)から増加した。業績は比較的好調だが、材料出尽くし感から売り優勢となっている。
<7379> サーキュ 772 +100
ストップ高。内閣府の令和5年度「データ連携基盤を活用した地域DX事業におけるデジタルサービスの実装手法等に関する調査研究」で実施する「DX人材のチーム組成及び地域への派遣業務」を受託したと発表している。サーキュレーションは、データ連携基盤を活用したデジタルサービス実装に取り組む自治体のDXを推進するため、高い専門性と豊富な経験・知見を持つプロ人材チームを組成し、プロジェクトを支援するという。
<7095> MacbeeP 16700 +3000
ストップ高。24年4月期の営業利益予想を従来の28.50億円から37.00億円(前期実績21.62億円)に上方修正している。金融業界とウェルネス業界の顧客からの売上高が堅調に推移したことに加え、Macbee Planetのテクノロジー提供によるシナジー効果で子会社化したLTVマーケティング企業の売上高が伸びたため。また、第2四半期累計(23年5-10月)の営業利益は前年同期比118.0%増の20.10億円で着地している。
<7050> フロンティアI 1948 +212
大幅に続伸。24年4月期第2四半期累計(23年5-10月)の営業利益を前年同期比18.9%減の8.32億円と発表している。第1四半期にBPO事業が急激に減少したことが響いているものの、回復した人流を掴むための案件を提案・実施したことに加えて大型案件が重なり、第1四半期(76.4%減の1.34億円)に比べて利益額が大幅に伸びた。通期予想は前期比7.2%減の17.40億円で据え置いた。
<9237> 笑美面 1777 +300
ストップ高。24年10月期の営業利益予想を前期比63.2%増の1.87億円と発表している。シニアホーム紹介事業者のニーズ拡大を見込み、コーディネーターの採用強化やオンボーディング(人材育成・研修)に取り組む。同時に発表した23年10月期の営業利益は361.6%増の1.14億円で着地した。病院のメディカルソーシャルワーカー等の紹介パートナーやシニアホーム運営法人との連携強化が奏功し、大幅に利益が拡大した。
<9165> クオルテック 1525 +111
大幅に4日ぶり反発。世界で初めてシリコンカーバイド上のルチル構造二酸化ゲルマニウム製膜に成功したPatentix(滋賀県草津市)と資本業務提携に関する合意書を締結すると発表している。二酸化ゲルマニウムは、現在主流の半導体材料に比べてコスト面などで優位性を持ち、次世代半導体材料として有力視されているという。クオルテックはPATENTIXへ0.50億円を出資し、二酸化ゲルマニウム半導体などの共同研究開発を行う。
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