新興市場銘柄ダイジェスト:AB&Cは大幅に反落、インテMが伸び悩み続落
*15:43JST 新興市場銘柄ダイジェスト:AB&Cは大幅に反落、インテMが伸び悩み続落
<7776> セルシード 375 +5
大幅に反発。厚生労働省の「再生医療等製品製造業許可」を更新したと発表している。18年10月に許可を取得し、細胞培養センターでの再生医療等製品の製造が可能になっていたが、期間満了のため28年9月までに更新した。引き続き同種軟骨細胞シート等の事業化を目指す。また、6月5日に発行した新株予約権のうち、2万4919個(発行総数の36.1%)の大量行使があり、249万1900株が交付されたことも開示している。
<9251> AB&C 1078 -177
大幅に反落。452万8100株の株式売出し、上限67万9200株のオーバーアロットメントによる売出しを発表している。株主層の拡大に加え、自社株の分布状況改善や流動性向上が目的としている。また、株式売出しによる需給への影響を緩和するため、100万株(10.00億円)を上限として自社株買いを実施する。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は6.62%。取得期間は株式売出しの受渡期日の翌営業日から24年2月29日まで。
<7072> インテM 1170 -62
伸び悩み大幅に続落。ユーザーのスマートフォン画面に直接広告を表示できる「スマホロック画面広告」を提供するシグニティ(東京都江東区)とプッシュ通知を活用した新たなターゲティング広告サービス「リタゲプッシュ通知」を共同開発し、提供を開始したと発表している。Cookieに依存しないプッシュ通知型ターゲティング広告サービスで、ユーザーの行動ログを分析し、従来よりもターゲティングの精度を向上させたという。
<6027> 弁護士コム 4780 +20
反発。判例データベースサービス「判例秘書」を提供するエル・アイ・シー(東京都港区)の全株式を取得すると発表している。判例秘書は業界で圧倒的なシェアを占めており、1900年代から現在に至るまでの厳選された日本国内の重要判例を有しているという。取得価額は非開示だが、23年3月期純資産(31.67億円)の15%以上で、アドバイザリー費用等の概算額は0.02億円という。
<4891> ティムス 248 +1
朝高後、値を消す。急性期脳梗塞の治療薬として開発中の「TMS-007」(BIIB131)に関する論文が専門誌に掲載されたと発表している。米バイオジェン社、ティムス及び東京農工大学によるもので、TMS-007/BIIB131に関する非臨床試験データから、安全性や薬物動態、代謝に関する情報が臨床試験で得られた知見を踏まえて体系的に分析されており、今後の開発を支持する内容になっているという。
<4488> AIinside 4380 +30
反発。24年3月期の純損益予想を従来の0.10億円の黒字から2.87億円の黒字(前期実績5.18億円の赤字)に上方修正している。7月20日に開示済みのショーケース<3909>との資本業務提携解消に伴い、関係会社株式売却益0.96億円を特別利益に計上したことに加え、売却に伴う税務調整の影響で利益が拡大する見通し。営業損益予想は1.85億円の黒字(同2.83億円の黒字)で据え置いた。
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