内憂外患で下値模索の動きか
2025年10月14日 08:25
銘柄/投資戦略
*08:25JST 内憂外患で下値模索の動きか
[本日の想定レンジ]
13日のNYダウは587.98ドル高の46067.58ドル、ナスダック総合指数は490.18pt高の2
2694.61pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比605円安の47015円だった。本日は内憂外患の状態から先行き懸念が高まり、リスク回避の動きから下値模索の展開が予想される。前週末の取引終了後、公明党が連立政権から離脱すると表明し、国内政局の先行き不透明感からナイトセッションの日経225先物は一時45000円台まで急落した。また、米国でもトランプ米大統領は10日、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制強化を強く批判し、中国からの輸入品に100%の追加関税を課す方針を打ち出した。これを受け、10日の米国市場は米中対立の激化懸念から主要株価指数は大幅に下落した。ただ、トランプ氏は12日には自身のSNSに「中国のことは心配するな。大丈夫だ」と投稿したことから、13日の米国市場は米中貿易摩擦激化懸念が一服し、主要株価指数は反発した。ただ、米国と中国の対立が解決しない限り、トランプ大統領の発言などに相場が大きく振り回される展開が続くことになりそうで、目先リスク回避の動きが強まることになりそうだ。上値メドは、心理的節目の48500円や49000円、下値メドは、心理的節目の46500円や46000円、25日移動平均線(45339円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限47200円-下限46000円
<SK>
