後場の日経平均は315円高でスタート、さくらやMS&ADなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38018.78;+315.46TOPIX;2584.87;+0.28
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比315.46円高の38018.78円と、前引け(37948.35円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37930円-38030円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=150.20-30円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数は休場。香港ハンセン指数は一時0.8%ほど下落したがその後は底堅く推移し0.7%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。昨日までで主要企業の4-12月期決算が一巡したが、概ね業績好調との見方から株価の先高期待が継続しているとの指摘がある。一方、日経平均の38000円が心理的な節目として意識され、上値では売りが出やすいとの見方もある。
セクターでは、保険業、機械、石油石炭製品が上昇率上位となっている一方、パルプ・紙、鉱業、繊維製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、楽天グループ<4755>、MS&AD<8725>、東京海上HD<8766>、サンリオ<8136>、さくら<3778>、クボタ<6326>、KOKUSAI<6525>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>が高い。一方、バンナムHD<7832>、ソニーG<6758>、ヤマハ発<7272>、オリンパス<7733>、資生堂<4911>、メルカリ<4385>、郵船<9101>、リクルートHD<6098>、川崎船<9107>、商船三井<9104>が下落している。
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