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日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和

2025年09月02日 16:35 市況・概要

*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比-0.52(低下率2.15%)の23.70と低下した。なお、高値は24.01、安値は23.36。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、欧州株式市場で主要指数が底堅い動きだったことなどが支えとなり、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後に日経225先物は伸び悩み、下げに転じる場面もあったが、下値はの堅い値動きだったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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