新興市場銘柄ダイジェスト:フォースタは一時ストップ高、yutoriがストップ高
*16:06JST 新興市場銘柄ダイジェスト:フォースタは一時ストップ高、yutoriがストップ高
<299A> dely 1524 +138
大幅高、上場来高値更新。2日に好調な25年3月期業績を発表しており、引き続き買われて強い上昇トレンドになっている。売上高は131.01億円(前年同期比32.4%増)、経常利益は26.07億円(同12.1%増)と二桁増収増益だった。クラシルリワード関連のマンスリーアクティブユーザー数が223万を超し、小売企業や食品飲料メーカー等との取引が深耕したことで、ARPUも成長、購買事業の売上高を大きく成長させている。
<7089> フォースタ 1398 +278
一時ストップ高、年初来高値更新。9日の取引終了後に25年3月期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は36.93億円(前期比8.1%増)、経常利益は4.49億円(同4.9%増)と好調だった。また、26年3月期通気業績予想を開示し、売上高は前期比16.4%増の43.00億円、最終利益は同41.3%増の5.00億円と最高益を更新する見通しとしている。中核事業であるタレントエージェンシーサービスで、足下での生産性低下の改善に取り組みつつ、人材紹介取引数の増加を目指すという。
<7061> 日本ホスピス 1159 -400
ストップ安。25年12月期第1四半期の業績を発表、これを嫌気した売りに押されている。売上高は32.36億円(前年同期比18.7%増)、営業利益は0.70億円(同73.8%減)だった。前第4四半期に新規開設した施設(5施設)の施設運営赤字負担に加え、同期に開設した施設(3施設)の開設前の先行投資費用と開設後の運営赤字等により施設開設費用負担がかさんだ。また、25年からの新体制が講じた諸施策が従来からの課題だった営業力を弱める結果となり、既存施設の稼働率が低下した。
<5892> yutori 2751 +500
ストップ高。9日の取引終了後に好調な月次KPIを発表し、これを好感した買いが優勢となっている。4月は売上高が前年同月比272.6%となった。気温の上昇と共に春夏物の販売が好調に推移したことから、予算に基づき順調に進捗した。ブランド別では、「9090」が引き続き牽引したほか、「her lip to」が売上を伸ばした。アイテム別では、「9090 girl」の90 LogoをあしらったGlitter Light Zip HoodieとGlitter Light Sweat Pantsのセットアップが好調だった。
<6550> ユニポス 203 +50
ストップ高。9日の取引終了後に25年3月期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は10.89億円(前期比17.1%増)と2桁増収、経常損失は0.95億円(前期は経常損失5.02億円)と赤字幅が縮小した。プロダクト領域のストック売上高は増加している。これらの安定的な収益構造をベースに、高い成長をさらに加速させるべく引き続き投資効果の高いマーケティング施策の実施やコスト構造の改善を進めたことにより、25年3月期の第4四半期においては四半期での決算黒字化を達成することができている。
<3625> テックファム 787 +100
ストップ高、年初来高値更新。25年6月期通期業績予想の上方修正を発表し好感されている。売上高を62.00億円から65.00億円(4.8%増)に、経常利益を5.50億円から7.00億円(27.3%増)に上方修正した。ICTソリューション事業において、開発案件の受注が想定以上に好調に推移し売上高が増加する見込みで、売上高の増加に伴う売上総利益の増加のほか、社内エンジニアの稼働率も向上していることにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も増加する見込みとしている。
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