東証グロース市場250指数先物見通し:やや弱含みか
2025年01月23日 08:05
市況・概要
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:やや弱含みか
本日の東証グロース市場250指数先物は、やや弱含む展開を想定する。前日22日の米国市場のダウ平均は130.92ドル高の44,156.73ドル、ナスダックは252.56pt高の20,009.34ptで取引を終了した。トランプ政権による大規模人工知能(AI)インフラ投資発表を受け、半導体セクターの上昇が主導し寄り付き後、上昇。強いハイテクに加え、主要企業の好決算を好感した買いが相場を一段と押し上げ終日堅調に推移し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、やや弱含みの展開を想定する。
米国株高を背景に、朝方は堅調なスタートが見込まれるものの、昨日同様、日本株物色の流れがインデックス買い中心の場合、グロース市場は蚊帳の外となる可能性もある。日銀政策委員会・金融政策決定会合が始まることから市場参加者の減少も見込まれ、大きく売り込まれる可能性は低いながらも、薄商いの中で弱含む展開となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の620ptで終えている。上値のメドは625pt、下値のメドは610ptとする。
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