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米国株高や円安を映して買い戻し先行か

2025年07月15日 08:25 銘柄/投資戦略

*08:25JST 米国株高や円安を映して買い戻し先行か [本日の想定レンジ]
14日のNYダウは88.14ドル高の44459.65ドル、ナスダック総合指数は54.80pt高の20640.33pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円高の39515円だった。本日は米国株高や円安を背景に買い戻しが先行して始まることが予想される。前日は、トランプ米大統領が欧州連合(EU)などへの関税引き上げ表明を受け、経済悪化の懸念が広がり売られたものの、25日移動平均線(39147円)が下値抵抗帯となり下げ渋った。
ローソク足は、寄り引け接近の小陽線から上下にヒゲを伸ばし十字線に似た形状を形成し、39500円近辺での売り買い拮抗が窺える。本日は前日の米国市場でナスダック総合指数が史上最高値を連日更新するなど株高を受け、買い戻しが先行して始まりそうだ。また、円相場が1ドル=147円台後半まで円安が進んだことも輸出採算の改善を期待した買いも入りそうだ。ただ、米国では15日に6月の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているため、買い見送りムードが強まる可能性があり、本日も25日線近辺が下値のめどとして意識されるのか注目される。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは25日線や節目の39000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限39700円-下限39200円



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