はてな---事業計画及び成長可能性に関する説明資料
*15:16JST はてな---事業計画及び成長可能性に関する説明資料
はてな<3930>は22日、事業計画及び成長可能性に関する説明資料を発表した。
2025年7月期の成長施策である出版社DX支援への注力は、「GigaViewer for Apps」を搭載する集英社の大型マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」の運用に伴い、通期にわたって着実な業績貢献、レベニューシェア売上が増加した。一方で、レベニューシェアのボラティリティにより前期の業績修正予想値には最終的に届かなかった。GigaViewerの導入数については大きくは増加しなかった。
新サービスについては「toitta」が正式リリースし、順調に成長を続けている。「Mackerel」はAPM機能をリリース、既存顧客だけでなく新規顧客についても反応良化の兆候が見えてきている。
技術開発投資によるサービスの進化は、オウンドメディア専用から、汎用性あるCMSとしてリブランディングした「はてなCMS」は前期の停滞から一転し、運用件数が増加した。JOCバリデーター参画によるWeb3知見の蓄積や、AI活用による新サービスtoittaなどR&Dは進んでいるが、既存サービスの目に見える進化はこれから訪れる。
2026年7月期は、成長施策の進捗を踏まえ、注力してきた出版社DX支援について支援範囲をさらに拡大する。また、生成AIはR&Dの対象ではなくサービスへの適用を進める段階となり、同社のUGCサービスを本格的に生成AIフレンドリーにする。そして、売上や利益の基盤をさらに強固なものにするため、SaaSビジネスを次の段階へとスケールアップさせる。
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