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東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速

2025年03月26日 17:04 市況・概要

*17:04JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速 26日の東京市場でドル・円は伸び悩み。月末・年度末に伴うドル買いが先行し、早朝の149円84銭から150円台に再浮上。米金利の上昇基調や日本株高による円売りで、ドルは午後に150円62銭まで上値を伸ばした。ただ、利益確定売りでその後は失速した。
・ユーロ・円は161円68銭から162円43銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0797ドルから1.0778ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,106.66円、高値38,220.69円、安値37,873.28円、終値38,027.29円(前日比246.75円高)
・17時時点:ドル円150円30-40銭、ユーロ・円162円20-30銭
【要人発言】
・グールズビー米シカゴ連銀総裁(報道)
「今後12-18カ月で金利はかなり下がると予想」
「先行き不透明感から追加利下げには予想以上に時間を要する可能性も」
「不確実性に直面している際には、様子見が正しいアプローチ」
・植田日銀総裁
「見通しより物価上振れる場合、緩和調整度合い強める
「足元のCPI上昇の意味でインフレの状態にある」
「3%賃上げは2%物価上昇と整合的、これが定着するか重要」
「基調的物価、10種類、15種類など様々な指数つくって総合判断」
「食品価格上昇が一時的なら政策対応せず、インフレが経済に広がる場合は利上げ」
・加藤日銀理事
「資産市場に過熱感みられないが、今後の動向はかなり注視する必要」
「経済・物価への影響の観点から為替動向を注視する必要がある」
「一時的変動の少ないサービスなどの価格上昇は1%程度」
「基調的物価上昇率、単一の指標はなく様々な指標などを総合的に判断」
【経済指標】
・豪・2月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.5%)
・英・2月消費者物価コア指数:前年比+3.5%(予想:+3.6%)



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