米国株高を映して買い戻し先行
*08:25JST 米国株高を映して買い戻し先行
[本日の想定レンジ]
4日のNYダウは585.06ドル高の44173.64ドル、ナスダック総合指数は403.45pt高の21053.58pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比265円高の40585円だった。本日は米国株の反発を背景に買い戻しの動きが先行することが予想される。前日はマドを開けて大幅安で始まり、一時4万円を割り込む場面があったが、下値では押し目買いが入り、25日移動平均線(40215円)水準を上回って終了した。ローソク足は陽線を形成したが、5日線が下落基調を続けているほか、騰落レシオも125.86%へと低下したものの、買われ過ぎを示唆する120%を依然上回っており、短期的な売り圧力の強さは残っている。こうしたなか、前日の米国株高やナイトセッションの日経225先物高などが刺激材料になるだろう。また、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>など主力株には寄り付きからは水準を切り上げている銘柄が多く、下値での押し目買い意欲は旺盛で、反転への期待感はある。ただ、円相場が1ドル=146円台へと円高基調にあり、自動車など輸出株にはネガティブに作用しそうで買い戻しが一巡したあとは上値の重さが意識される可能性もありそうだ。上値のめどは、5日線(40697円)や節目の41000円、下値のめどは25日移動平均線(40215円)や節目の4万円、などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限40700円-下限40300円
<SK>
