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欧米為替見通し: ドル・円は戻りが鈍い値動きか、ドル買戻しも上値で円売りは縮小

2026年05月01日 17:25 市況・概要

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は戻りが鈍い値動きか、ドル買戻しも上値で円売りは縮小 1日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りが鈍い値動きを予想する。今晩発表の米ISM製造業景況感指数は改善が予想され、ドルは前日の急落から買戻し先行の見通し。ただ、上値での為替介入への警戒感から過度な円売りは縮小し、ドルの戻しを抑えそうだ。

今週の日米中銀による政策決定でドル高・円売りが膨らみ、ドル・円は前日160円台に定着。ただ、片山財務相が強いトーンで円安を牽制すると円買い先行。その後、日本の為替介入が報じられると円一段高となったが、ドル・円は156円半ばに戻した。一方、欧州中銀(ECB)理事会で引き締めスタンスが示されるとユーロ買いが強まり、ユーロ・ドルは1.17ドル半ばに持ち直した。本日アジア市場は円買い後退で、ドル・円は底堅く推移した。

この後の海外市場は円の値動きや米国経済が注目される。今晩発表の米ISM製造業景況指数は節目の50を上回る水準で改善が予想され、ドル買い材料に。一方、米NY原油先物(WTI)は軟化したとはいえ、中東情勢の先行き不透明感は変わらず、再び騰勢を強めればドル買いを後押ししよう。一方、政府の介入報道後の円買いは一服し、主要通貨は対円で下げ渋る見通し。とはいえ、円売りは抑制されるとみられ、ドル・円はある程度戻せばその後の上昇は限定的となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英:4月製造業PMI改定値(速報値:53.6)
・22:45 米:4月製造業PMI改定値(速報値:54.0)
・23:00 米:4月ISM製造業景況指数(予想:53.1、3月:52.7)


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