東京為替:ドル・円は反落、午後に安値を更新
*17:19JST 東京為替:ドル・円は反落、午後に安値を更新
19日の東京市場でドル・円は反落。タカ派的な日銀当局者の見解で円買い先行後、ドルに買戻しが強まり152円31銭まで切り返す場面もあった。その後、米10年債利回りの低下でドル売り地合いとなり、夕方にかけて円買い再開で151円59銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は159円13銭から158円42銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0441ドルから1.0461ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値39,230.62円、高値39,298.05円、安値38,994.70円、終値39,164.61円(前日比105.79円安)
・17時時点:ドル円151円60-70銭、ユーロ・円158円50-60銭
【金融政策】
・NZ準備銀行政策金利:4.25%→3.75%(0.50%引き下げ)
【要人発言】
・高田日銀審議委員
「物価の2つの変動要因、どちらかといえば上昇方向」
「生鮮食品の価格、家計のマインドや物価予想には当然影響」
「先行きの利上げは、予断を持って対応することではない」
「一段のギアシフト、金融緩和度合いの更なる調整が必要と考えてきた」
「1月の米国経済の堅調さを改めて確認、日米の政策スタンスの違いも縮小」
「2%の物価安定の目標に近づいているとの認識」
「物価上振れリスクや金融の過熱リスクが顕在化しないよう、ギアシフトを」
・オアNZ準備銀行総裁
「インフレ見通しは一段の利下げに自信を与える」
「4月と5月に25bpの引き下げを想定 」
・NZ準備銀行声明
「50bpの引き下げが低く安定的なインフレ率を維持」
【経済指標】
・日・1月貿易収支:-2兆7588億円(予想:-2兆1038億円、12月:+1325億円)
・日・12月コア機械受注:前月比-1.2%(予想: +0.5%、12月:+3.4%)
・英・1月消費者物価指数:前年比+3.0%(予想: +2.8%、12月:+2.5%)
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