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日経平均は129円高でスタート、大阪ガスやリクルートHDなどが上昇

2023年12月13日 09:31 市況・概要

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32973.47;+129.77TOPIX;2358.37;+5.21

[寄り付き概況]

 13日の日経平均は129.77円高の32973.47円と日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は173.01ドル高の36,577.94ドル、ナスダックは100.91ポイント高の14,533.40で取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)のほぼ予想に一致した結果を好感し寄り付き後、上昇。長期金利の低下を受けてハイテクも上昇し、相場を一段と押し上げた。イエレン財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援し相場は終日堅調に推移。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均が朝高の後に伸び悩んだものの、前日比で下げに転じることがなかったことから、株価の下値は堅いとの見方があった。
一方、日本時間の明日未明に、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、自民党のパーティー券問題を巡り政治の不透明感が強まっていることも市場の懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス12と前回9月調査のプラス9から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス10だった。3月までの先行きはプラス8
(今回差マイナス4)となった。

 セクター別では、機械、サービス業、不動産業、金属製品、化学などが値上がり率上位、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大阪ガス<9532>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、イビデン<4062>、新光電工<6967>、資生堂<4911>、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>、三菱重<7011>などが上昇。他方、富士通<6702>、川崎重<7012>、SBI<8473>、東電力HD<9501>、デンソー<6902>、INPEX<1605>、トヨタ<
7203>、ホンダ<7267>、三菱商<8058>、日産自<7201>、郵船<9101>、東京海上HD<8766>、キーエンス<6861>、三井物<8031>などが下落している。 <CS>

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