新興市場銘柄ダイジェスト:コンヴァノは大幅に3日続伸、JDSCが一時ストップ高
*15:46JST 新興市場銘柄ダイジェスト:コンヴァノは大幅に3日続伸、JDSCが一時ストップ高
<4881> ファンペップ 100 -5
大幅に反落。住友ファーマ<4506>からオプション権を行使しない旨の通知を受領し、抗体誘導ペプチド「FPP003」に関するオプション契約が終了することになったと発表している。住友ファーマが開発ポートフォリオの優先順位を検討した結果、皮膚疾患等を対象疾患として開発中のFPP003のオプション権を行使しないことにしたという。オプション契約終了に伴う金銭の授受はなく、ファンペップの25年12月期業績に対する影響はないという。
<5597> ブルーイノベ 2207 +177
大幅に反発。日本UAS産業振興協議会(JUIDA)主催の「JUIDA認定スクールフェスタ2025」で感謝状を授与されるとともに、大阪・関西万博での運航管理を報告したと発表している。1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故で実施した下水管内調査が復旧作業に貢献したと評価された。万博ではドローンや空飛ぶクルマなど多様なエアモビリティが飛行したことから、ブルーイノベーションは安全運航管理を支援していた。
<6574> コンヴァノ 199 +31
大幅に3日続伸。連結子会社のシンクスヘルスケア(東京都品川区)が美容医療用糸リフト製品を手掛ける韓国のHM Solution社と業務提携契約を締結すると発表している。「切らずに自然な鼻筋形成が可能」な糸リフト製品の共同開発及び日本市場での独占輸入代行に関する業務提携。吸収性糸を用いたリフト構造により、形状保持力と柔軟性を両立し、非侵襲的かつ長期安定的な立体形成を実現することを目指す。
<4418> JDSC 1665 +284
一時ストップ高で年初来高値更新。ソフトバンク<9434>と顧客向けAIエージェント開発領域での中長期的な戦略的協業を目的とする資本業務提携契約を締結したと20日に発表し、引き続き買い材料視されている。個々の企業のシステム・データを統合した企業ごとにカスタマイズされた最先端AI技術の活用を両社で支援する。JDSCはソフトバンクに160万株(議決権比率10.24%)を割り当て、調達資金の約14.8億円は人材投資などに充てる。
<7318> セレンディップ 5600 +550
大幅に反発。11月30日(実質的には11月28日)を基準日として1株につき4株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整えて投資家層の拡大を図る。併せて定款を一部変更して発行可能株式総数を1300万株から5200万株に増やす。株式分割は流動性向上など株主の利益につながるとの見方から、買いが優勢となっているようだ。
<4570> 免疫生物研究所 480 +11
大幅に3日続伸。24年2月に製造販売承認を取得した体外診断用医薬品「赤痢アメーバ抗体ELISA-IBL」について、中央社会保険医療協議会で保険適用が決定されたと発表している。発売開始予定日は11月4日。血清中の赤痢アメーバ抗体の検出を目的とする製品で、導入により内視鏡検査など患者に大きな負担がかかる検査の減少のほか、医療費の削減などが期待できるとしている。
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