3月13日のNY為替概況
*04:00JST 3月13日のNY為替概況
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円34銭まで上昇後、147円42銭まで反落し、引けた。
米長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となったのち、米2月生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したほか、米国の関税策が景気に影響を与えるとの懸念に金利が低下に転じドル売りに転じた。リスク回避の円買いも強まった。
ユーロ・ドルは1.0823ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し、引けた。欧州連合(EU)によるウィスキー50%関税賦課を含めた米国製品に対する報復関税発表に対し、トランプ大統領がEU産のワイン、シャンペーンなどのアルコールに200%関税を賦課すると言及したため欧米貿易摩擦深刻化を警戒し、ユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は161円00銭から160円06銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2965ドルへ上昇後、1.2921ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8821フランから0.8855フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・2月生産者物価指数:前月比+0%(予想:+0.3%、1月:+0.6%←+0.4%)
・米・2月生産者物価コア指数:前月比―0.1%(予想:+0.3%、1月:+0.5%←+0.3%)
・米・2月生産者物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.3%、1月:+3.7%←+3.5%)
・米・2月生産者物価コア指数:前年比+3.4%(予想:+3.5%、1月:+3.8%←+3.6%)
・米・先週分新規失業保険申請件数(3/8):22万件(予想:22.5万件、前回:22.2万件←22.1万件)
・米・失業保険継続受給者数(3/1):187万人(予想:188.8万人、前回:189.7万人)
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