新興市場銘柄ダイジェスト:プロディライトは年初来高値、ファンデリーがストップ高
*15:39JST 新興市場銘柄ダイジェスト:プロディライトは年初来高値、ファンデリーがストップ高
<5580> プロディライト 1300 +282
一時ストップ高を付け、年初来高値を更新している。400株以上を6カ月以上継続保有する株主を対象に、年合計3万円分のデジタルギフトを贈呈する株主優待制度を導入すると14日に開示したことが引き続き買い材料視されている。同日には25年8月期第2四半期累計(24年9月-25年2月)の営業利益を0.58億円と発表しており、2月18日に開示した会社計画(0.50億円)を上回ったことも好感されているようだ。
<2164> 地域新聞社 348 +20
大幅に続伸。25年8月期の営業利益予想を0.58億円(前期実績0.34億円)と発表している。経営として目指すターゲットと位置付けている公表済みの業績計画(0.73億円)からは下振れするが、将来の事業拡大に向けた戦略的な投資によるもの。純利益予想は0.30億円(同0.03億円)で、オペレーティングレバレッジが効果的に機能したことから業績計画(0.22億円)から上振れする見通しとなった。
<1401> mbs 713 +43
大幅に反発。上限10万株(1.00億円)の自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.38%。取得期間は16日から26年4月15日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を行うことが目的としている。自社株買いは株主価値の向上に資するとの見方に加え、前日の下落を受けて押し目買いも入っているようだ。
<3137> ファンデリー 532 +80
ストップ高。三越伊勢丹ホールディングス<3099>系のスーパーマーケット「クイーンズ伊勢丹」で国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始し、7店舗で導入されたと発表している。クイーンズ伊勢丹は高品質な食品を取り扱っており、独自性の高いプライベートブランドを中心に利便性・簡便性の高い商品を取り揃えているという。今回の取引を通じて「旬をすぐに」の販売拡大につなげる狙い。
<6181> タメニー 130 +2
大幅高。6月開催予定の定時株主総会の目的事項に関し、IBJ<6071>(所有株式数397万2500株、議決権比率15.09%)から株主提案権を行使する旨の書面を受領したと発表している。株主提案では、社外取締役にIBJ取締役兼上席執行役員の横川泰之氏とIBJ執行役員の常見哲明氏を選任するよう求めている。タメニーの取締役会の意見については、慎重に検討・審議の上、決定次第速やかに公表するとしている。
<6537> WASHハウス 350 +4
続伸。連結子会社のWASHハウスサステナブル(宮崎市)とEV事業を展開するスターチャージエネルギージャパン(東京都港区)が協業を図るための基本合意を締結したと発表している。スターチャージエネルギージャパンは、中国企業のEVステーションブランドを取り扱っている。WASHハウスグループは蓄電・充電一体型ステーションの設置に適した敷地等を提供し、スターチャージエネルギージャパンから包括的なソリューションの提供を受ける。
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