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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ加速も為替介入に警戒

2026年05月12日 17:25 市況・概要

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ加速も為替介入に警戒 12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ指標が想定通り加速すれば、引き締め的な金融政策をにらんだドル買いに振れやすい。ただ、157円台は日本の為替介入が警戒され、下押し圧力が強まりそうだ。

イランは和平に向けた条件をパキスタンを通じて提示したが、トランプ米大統領は不満を表明。足元で武力衝突は回避されているものの、中東紛争の長期化をにらみ原油相場は高止まり。また、国内のインフレ指標への思惑も広がり、前日はドル買いに振れやすい地合いに。ユーロ・ドルは1.1780ドル台から失速し、ドル・円は157円台に持ち直した。本日アジア市場で日米財務相会談が注目され、終了後にドル・円は157円半ばに浮上した。

本日は今晩発表の米消費者物価指数(CPI)が焦点。同指数が想定通り加速すれば、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策スタンスをにらみ、米金利高・ドル高が見込まれる。また、中東紛争の関係国間で交渉に進展が見られず、原油高止まりもドル買い要因に。一方、週末にかけて開かれる米中首脳会談が注目され、ドルは売り買い交錯。また、上値では日本の為替介入への警戒感から過度なドル買い・円売りは抑制され、ドル・円は引き続き重さが目立つだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・5月ZEW景気期待指数(4月:-17.2)
・21:30 米・4月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.7%、3月:+2.6%)


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