英ポンド週間見通し:上げ渋りか、国内経済の不確実性残る
2025年08月23日 13:58
市況・概要
*13:58JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、国内経済の不確実性残る
■弱含み、ポンド買い・スイスフラン売り増加の影響も
今週のポンド・円は弱含み。8月21日発表の8月総合PMI速報値は市場予想を上回ったものの、インフレ持続による国内経済の不確実性は低下していないことから、米ドル、スイスフランに対するポンド買いは縮小。この影響で対円レートは伸び悩んだ。週末前に米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:197円87銭-200円27銭。
■上げ渋りか、国内経済の不確実性残る
来週のポンド・円は上げ渋りか。インフレ持続などを背景に英中央銀行による利下げ休止の見方が浮上しているが、国内経済の不確実性は除去されていない。このため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク選好的なポンド買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:197円00銭-201円00銭
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