個別銘柄戦略:東レや日鉄鉱などに注目
*09:06JST 個別銘柄戦略:東レや日鉄鉱などに注目
先週末25日の米株式市場でNYダウは247.48ドル高の34346.90、ナスダック総合指数は126.68pt高の13590.65、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円高の31860円。為替は1ドル=146.40-50円。今日の東京市場では、米ボーイングが「737MAX」の中国への納入を再開する準備を進めているとの報道を受け東レ<3402>など関連銘柄への関心が高まるだろう。個別の材料では、株主還元方針の変更と配当予想の上方修正を発表した日鉄鉱<1515>、発行済株式数の2.53%上限の自社株買いと中期経営目標の変更を発表した八十二銀<8359>、東証スタンダードでは、24年2月期業績予想を上方修正したYE DIGITAL<2354>、発行済株式数の3.9%の自社株消却を発表したゲンダイAG<2411>、東証グロースでは、楽天グループのICT事業会社と業務提携すると発表したラストワンマイル<9252>、接客時のAI声調分析サービスを新たに開発・提供すると発表したピアズ<7066>
などが物色されそうだ。一方、上半期営業利益が前年同期比50.9%減となったタカショー<7590>、10月20に東証スタンダード市場に移行する予定と発表したナカバヤシ<7987>、24年3月期業績予想を下方修正し10月20に東証スタンダード市場に移行する予定と発表した日本金属<5491>、株式売出しと自社株買いを発表したNSD<9759>、東証スタンダードでは、第3四半期営業損益が0.60億円の赤字となったキタック<4707>などは軟調な展開が想定される。
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