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ブロードエンタープライズ---24年12月期増収増益、売上高においては過去最高値を更新

2025年02月13日 17:29 銘柄/投資戦略

*17:29JST ブロードエンタープライズ---24年12月期増収増益、売上高においては過去最高値を更新 ブロードエンタープライズ<4415>は12日、2024年12月期決算を発表した。売上高が前期比18.7%増の46.97億円、営業利益は同45.5%増の7.38億円、経常利益は同55.2%増の5.64億円、当期純利益は同5.5%増の3.46億円となった。売上高においては過去最高値を更新した。

同社は入居者様にとって魅力的な物件にすることで入居率・賃料アップを図り、最大の強みである、債権流動化を活用した初期導入費用ゼロ円のファイナンススキーム「BRO-ZERO」を軸に、各事業で新規顧客・販売代理店の獲得、管理会社・既存顧客との連携強化を推し進め、不動産オーナーのキャッシュフロー最大化に貢献し続けている。また、賃貸マンションだけではなく、戸建て住宅やビル・テナント、民泊などの宿泊施設に対しても「BRO-ZERO」と既存商材を掛け合わせて提案の幅を拡大し、案件の獲得を進めている。

マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」においては、契約期間を撤廃したプラン「B-CUBIC Next」の販売を推し進め、新規顧客・パートナー企業の獲得及び連携強化を推進した結果、受注件数は順調に推移している。IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」においては、防犯意識の高まりによるオートロック・インターフォンの新設や、既存設備の経年劣化によるリニューアル工事を希望する新規顧客獲得を推進してきた。その結果、受注件数、売上は堅調に推移している。宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」においては、販売代理店の獲得を主眼に置き、リフォーム会社や民泊代行会社との連携強化を進め、拡販に注力してきた。その結果、前期を大幅に上回る受注を獲得し、持続的な売上成長を続けている。外壁塗装・大規模修繕工事「BRO-WALL」においては、当第4四半期より正式に提供を開始した。賃貸・戸建・分譲・ビル等不動産の修繕に関わる建築工事を遂行するにあたり、1級建築士資格を持つスタッフを増員し、建築一式工事、塗装工事をはじめとする特定建設業許可を取得した。既存の管理会社との連携を強め、拡販に注力した結果、順調に案件を獲得してきた。

2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比27.7%増の60.00億円、営業利益が同22.5%増の9.05億円、経常利益が同16.1%増の6.55億円、当期純利益が同15.6%増の4.00億円を見込んでいる。

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