欧米為替見通し: ドルは下げ渋りか、米国市場休場のため、主要通貨の為替取引は動意薄の見込み
2025年06月19日 17:25
市況・概要
*17:25JST 欧米為替見通し: ドルは下げ渋りか、米国市場休場のため、主要通貨の為替取引は動意薄の見込み
19日の欧米外為市場では、米ドル・円は下げ渋る展開を予想する。本日は米連邦政府の祝日(奴隷制の廃止を祝う祝日)となるため、米国の金融市場は休場となる。日本時間夜に英中央銀行の政策金利が発表されるものの、金利据え置きが予想されているため、主要通貨の為替取引において有力な手掛かり材料になりにくい。
ただし、米国がイラン攻撃を実行する可能性があるため、中東情勢の悪化が引き続き警戒されており、主要通貨に対する円売りなどリスク選好的な為替取引は目先的に縮小するとみられる。
米ドル・円の取引では144円台半ば近辺に短期筋のドル買い興味が残されているものの、145円台半ばから後半の水準には利益確定を狙った米ドル売りの注文が入っているもよう。米国の年内利下げの可能性は依然として残されていることも、ドルの上昇を抑える一因となりそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・20:00 トルコ中央銀行政策金利発表(予想:46.00%、前回:46.00%)
・20:00 英中央銀行政策金利発表(予想:4.25%、前回:4.25%)
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