ODKソリューションズ---中期経営計画を策定
*11:20JST ODKソリューションズ---中期経営計画を策定
ODKソリューションズ<3839>は30日、2026年3月期から2028年3月期を対象とする中期経営計画を策定したと発表した。
連結業績目標は、成長路線は継続するも、将来成長に向けた投資を優先して取組むことから、2028年3月期に売上高90.00億円、経常利益9.00億円、ROIC7.0%を掲げ、配当は年10円を維持する方針である。
グループの重点課題として、(1)UCARO(R)を軸としたデータビジネス推進:同社が保有する学生接点と他事業を融合させることによる新たなビジネス展開をすすめ、企業と学生の双方向の支援により、マネタイズポイントの創出を目指す。(2)M&A・アライアンスの推進:M&Aを通じて、事業ポートフォリオ及び人材・拠点・技術拡充を図ることに加え、子会社同士の合併により経営資源の最適配分を行い、コスト削減を図る。(3)研究開発成果のビジネス展開加速:基礎研究で得たWeb3.0技術やノウハウを既存事業へ応用し、教育や金融等の既存業務領域での新たな価値創出を目指す。(4)子会社合併効果の最大化及びCABUILD構想の成功:子会社の統合によるグループ全体の収益性向上と人材育成による組織強化や子会社ポトスとNINJAPANが共同提供する、就活・採用を多面的に支援する新サービス群「CABUILD」を推進により、収益拡大を目指す。(5)重点エリア・顧客層の拡大:各事業や子会社でのターゲットエリアや顧客層の拡大による市場の獲得を掲げている。
キャピタルアロケーション方針では、3年間で35.00億円規模の投資枠を設定し、内訳は次世代サービス創出に関連する投資が約9.00億円、M&Aへの投資が約8.00億円、既存事業の収益性改善に資する投資が約18.00億円となっている。これにより、財務基盤の健全性を維持しつつ成長投資を行う。なお、安定的かつ継続的な配当・株主優待は堅持する。
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