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注目銘柄ダイジェスト(前場):パレモ・HD、YEデジタル、ハニーズHDなど

2023年06月28日 11:43 市況・概要

*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):パレモ・HD、YEデジタル、ハニーズHDなど パレモ・HD<2778>:198円(+14円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、経常利益は1.8億円で前年同期比8.8%増となり、上半期計画の4.3億円、同11.5%減に対して増益着地となっている。雑貨の苦戦などで売上高は低迷したものの、販管費の削減などが奏効する形になっているもよう。6月の既存店売上の落ち込みを映して、前日は警戒感から一段安の展開となっていた中、底堅い収益動向を受けて見直しの動きが強まる形に。


YEデジタル<2354>:568円(+66円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1.8億円で前年同期比2.1億円の損益改善となっている。つれて、上半期予想は従来の2億円から3.8億円、同2.7倍の水準に上方修正している。ビジネスソリューション、IoTソリューションともに、ユーザーのDX投資が想定以上に好調に推移しているもよう。通期計画の10億円、前期比9.9%増は現状で据え置いているものの、今後上振れの可能性は高いと捉えられている。


イマジカG<6879>:643円(+42円)
大幅反発。前日に発表した自社株買いの実施が買い材料視されている。発行済み株式数の1.1%に当たる50万株、4億円を取得上限としており、取得期間は6月28日から9月30日まで。資本効率の向上を図るとともに、将来の機動的な資本戦略に備えることを取得目的としている。同社の自社株買いは18年に立会外取引で実施して以来とみられる。目先の需給面での下支えを期待する動きが先行。


スギHD<7649>:6575円(+413円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は78億円で前年同期比16.6%増となり、市場想定を10億円程度上振れている。調剤の粗利益率が想定以上に改善していることが想定以上の上振れの背景とみられる。インフルエンザや花粉症などの需要が伸びているもよう。会社側の据え置きの通期計画は330億円で前期比4.2%増だが、上振れ期待が高まる状況となっている。


ハニーズHD<2792>:1735円(+200円)
大幅反発。前日に23年5月期の業績・配当予想引き上げを発表している。営業利益は従来予想の60億円から76.7億円、前期比53.6%増にまで引き上げ。全国的に気温も上昇したことで外出機会の増加により客数が想定を上振れ、3月から4月にかけてのオケージョン需要や新生活に向けた需要も好調な推移となったもよう。年間配当金も45円から50円に引き上げ、前期比15円の増配としている。


pluszero<5132>:7730円(+540円)
大幅に続伸。営業支援ツールなどを手掛けるアップセルテクノロジィーズ(東京都豊島区)と資本業務提携したと発表している。提携の詳細は7月を目処に公表する予定。アップセルテクノロジィーズは企業の営業DXを推進するAIプロダクト「UPSELL CLOUD」を開発・販売しており、同社が保有するデータなどを利活用し、pluszeroが開発している特定の業務範囲で人間のようにタスクを遂行できるAIの性能向上などに役立てる。


かっこ<4166>:1066円(+1円)
朝高後、値を消す。自社の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」が、NFTゲーム「元素騎士Online」(日本代理会社:ウインライト、東京都墨田区)に導入されたと発表している。元素騎士Onlineは、ブロックチェーンを用いてファンタジー世界で経済圏を実現するNFTゲームで、コミュニティーの規模は30万人を超えるという。O-MOTIONは、特許取得の独自技術で複数アカウントの作成検知などができる。


M&A総研<9552>:11280円(+130円)
6日ぶり反発。7月12日を基準日として1株につき3株の割合で分割すると発表している。自社株式の流動性向上と投資家層の拡大が目的。また、東証プライム市場への上場市場区分変更を申請し、審査対応中であることを明らかにしている。これに伴い、主要株主による163万1000株の海外売出しを行う。東証プライム上場の形式要件の一つである流通株式比率の向上が狙い。 <ST>

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