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システムインテグレータ---3Q売上高34.80億円、通期連結業績予想の上方修正を発表

2025年01月20日 14:27 銘柄/投資戦略

*14:27JST システムインテグレータ---3Q売上高34.80億円、通期連結業績予想の上方修正を発表 システムインテグレータ<3826>は14日、2025年2月期第3四半期(24年3月-11月)決算を発表した。売上高が34.80億円、営業利益が2.02億円、経常利益が2.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.73億円となった。2025年2月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2025年2月期第3四半期の対前年同四半期減率は記載していない。

Object Browser事業の売上高は5.87億円、セグメント利益は2.50億円となった。当第3四半期累計期間では、プロジェクト管理ツールの「OBPM Neo」が、既存大手IT企業の追加案件と新規契約の増加により、当第3四半期のMRR(Monthly Recurring Revenue:月次計上収益)が第2四半期と比べて1,486千円増加した。また、データベース開発・設計支援ツールの「Object Browser」も、継続的なバージョンアップにより、前年度と同等レベルの需要を維持している。

ERP事業の売上高は28.09億円、セグメント利益は5.53億円となった。当第3四半期累計期間では、新規顧客からの引き合いは堅調に推移しており、受注状況についても当年度期初に策定した受注計画に基づき推移している。また「SAP」については初受注を獲得し、現在順調に開発業務が進行している。連結子会社のKEYSTONE SOLUTIONS COMPANY LIMITEDにおいては、同社グループ外の日系製造業向けのERP案件業務の受注も増加傾向にある。

AI事業の売上高は0.56億円、セグメント損失は0.27億円となった。当第3四半期累計期間では、顧客がAIの導入可能性を判断する簡易検証案件が前年度と比べて大幅に増えた。また、既存顧客の製造現場において、2ライン目導入案件の見込みが立った。

その他の事業の売上高は0.27億円、セグメント損失は0.09億円となった。主にプログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」の販売を行っている。「TOPSIC」は、2025年2月末日付でAtCoderへ事業譲渡することを決定した。

2025年2月期通期について、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が47.73億円(前回予想比5.9%増)、営業利益が2.79億円(同74.4%増)、経常利益が3.25億円(同82.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2.26億円(同107.3%増)としている。 <ST>

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