新興市場銘柄ダイジェスト:JRCは続伸、ティムスが大幅反発
*16:15JST 新興市場銘柄ダイジェスト:JRCは続伸、ティムスが大幅反発
<9159> WTOKYO 1592 +8
小幅反発。取得し得る株式の総数6.53万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.44%)、または取得価額103,435,200円を上限とする自社株買い実施を発表した。株式の市場価格及び財務状況等を総合的に勘案し、資本効率の向上を通じた株主利益の向上、将来の機動的な資本政策の遂行を可能とすること等が理由としている。取得は、本日の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付けにより行われ、今回の取得で25年5月16日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得は終了した。
<6224> JRC 1049 +40
続伸。16日受付で光通信が大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出し、これを好感した買いが優勢となっている。報告書によれば、光通信のJRC株式保有比率は5.08%(651,900株)となり、新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は純投資としている。報告義務発生日は5月9日となっている。
<7047> ポート 1740 1714 +19
続伸。保有するENECHANGE株式の一部売却を発表し好感されている。ENECHANGE株式を取得意向のある機関投資家に対して、同社保有のENECHANGE株式を370万株(発行済株式総数に対する比率8.69%)売却する。今回及び累計での売却で得た資金は、M&A、資本業務提携等を含めた成長投資に積極的に活用していく方針。同社はENECHANGEと最終的な持分比率が完全希釈化ベース議決権割合で5%未満となるよう合意しており、ENECHANGE社株式の売却を段階的にすすめている。
<4011> ヘッドウォーター 3265 -110
反落。決済AIエージェントソリューションとしてStripeエージェントツールキットをサービスラインナップに追加した。同社は生成AIを駆使した対話型エージェントソリューションや企業向けエージェンティックワークフローの構築支援事業を行っており、StripeエージェントツールキットとMCPの統合により決済プロセス自動化とAIツール収益化を強化する。Stripeの120カ国135通貨対応とMCPの柔軟な収益化モデルを活用し、同社及びクライアントのグローバル販売に向けた対応を強化する。
<4429> リックソフト 809 +12
もみ合い。16日受付で光通信が大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出している。報告書によれば、光通信のリックソフト株式保有比率は5.01%(227,800株)となり、新たに5%を超えたことが判明した。報告義務発生日は5月9日。保有目的は純投資としている。ただ、株価に対するポジティブな反応は限定的となっている。
<4891> ティムス 155 +10
大幅反発。TMS-007(JX10)のORION(第2相/第3相)臨床試験における最初の被験者への投与を発表し、好材料視されている。ORION試験は、多施設・シームレス・二重盲検・プラセボ対照・無作為化・並行群間比較の第2相/第3相臨床試験である。最終健常確認時後4.5~24時間以内のAIS患者を対象として、TMS-007(JX10)の静脈内投与を行い、その有効性と安全性について評価を行う。なお、同試験は、世界20カ国以上において、150以上の施設で実施される予定である。
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