フィスコニュース

売り先行、心理的な節目の38000円を意識か

2025年02月25日 08:25 銘柄/投資戦略

*08:25JST 売り先行、心理的な節目の38000円を意識か [本日の想定レンジ]
24日の米NYダウは33.19ドル高の43461.21、ナスダック総合指数は237.09pt安の19286.92、シカゴ日経225先物は大阪日中比770円安の38020円。本日はリスク回避の動きが続き心理的な節目の38000円を意識した動きが予想される。東京市場が連休中の米国市場では、NYダウが計715.44ドル安、ナスダック総合指数計は計675.45pt安だった。21日の東京市場は20日の安値(38468円)を下回る場面もあったものの、心理的な節目の38500前後が下値として意識された。しかし、戻りは鈍かったものの、200日線を上回り、ローソク足は陽線を形成した。日経平均は25日線(39137円)を大きく下回っており、短期的には売方優位の状況となっていると思われる。また、トランプ米大統領の関税政策がインフレ再燃を招き景気減速に対する警戒感が根強く、リスク回避の動きが波及するだろう。一方、「米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが日本の5大商社の株式買い増しを検討していることが分かった」と伝わったことで、海外投資家の日本株投資再燃への期待につながる可能性もあり、商社株を中心に戻りを試し、相場を下支えすることも想定される。下値のめどは1月17日の安値(38055円)、心理的な節目の38000円、昨年11月27日の安値(37801円)などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限38400円-下限37800円



<SK>

フィスコニュース


一覧へ