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今日の為替市場ポイント:米政府機関の一部閉鎖措置の解除期待でリスク回避的な円買い抑制も

2025年10月21日 08:06 市況・概要

*08:06JST 今日の為替市場ポイント:米政府機関の一部閉鎖措置の解除期待でリスク回避的な円買い抑制も 20日のドル・円は、東京市場では150円38銭から151円20銭まで反発。欧米市場では150円28銭まで売られた後、150円86銭まで反発し、150円75銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に150円台で推移か。米政府機関の一部閉鎖措置は短期間で解除される可能性があるため、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。

報道によると、トランプ米大統領の上級経済顧問であるハセット国家経済会議(NEC)委員長は10月20日の米CNBCで「民主党が医療保険制度を巡る要求を取り下げ、連邦政府の歳出パッケージを支持しない限り、ホワイトハウスはより強力な措置を真剣に検討せざるを得ないだろう」と述べた。同氏は穏健な民主党議員がつなぎ予算案に同意する可能性が高まったと予想しているようだが、協議の行き詰まりが実際に解消される具体的な根拠は提示していないため、市場参加者の間からは「政府機関の一部閉鎖が来週以降も続くケースを想定する必要がある」との声が聞かれている。

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