円谷フィHD、キオクシアHD、マクニカHDなど
<2767> 円谷フィHD 1930 +400ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業益は68.8億円で前年同期比11.9%減となったが、通期予想は従来の190億円から225億円に引き上げた。アミューズメント事業で第2-3四半期納品予定機種完売や構造的な収益性向上、コンテンツ&デジタル事業で国内自社MD・ライセンス事業の堅調推移、中国市場の回復などが背景。また、特別配当の実施を発表、年間配当金も従来の70円から140円に増額。
<285A> キオクシアHD 44550 -10000ストップ安。前日の米国市場ではSOX指数が2%超の下落、中国政府系企業がDUV露光装置の製造を開始したと報じられ、半導体製造装置銘柄が売られたほか、エヌビディアなども約5%の下落となっている。同社との連動性が強いとされるサンディスクも11%強の下落とメモリー関連株も大幅安。また、本日の韓国市場でもサムスン電子などに売りが先行。東京市場でも同社を筆頭にAI・半導体関連が総じて売り優勢に。
<3635> コーエーテクモ 1530 -66大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は54.1億円で前年同期比51.3%増となり、据え置きの上半期計画70億円に対する進捗率も77%の水準に達している。ただ、市場予想は10億円ほど下振れたとみられる。「ぽこ あ ポケモン」の寄与が想定ほどは強まらなかったようだ。また、下期にかけてのラインナップもやや弱いとみられており、目先は好材料に欠けるとの見方も優勢になっている。
<3132> マクニカHD 3082 -497急落。前日の後場に決算を発表、その後は買い優勢となったが、本日は一転して売りが優勢となり、決算発表直前の株価水準を大きく割り込んだ。第1四半期営業利益は165億円で前年同期比2倍の水準に、据え置きの通期予想520億円に対しても順調な進捗となった。半導体需要の回復などが大幅増益の主因に。ただ、本日は半導体関連が大幅安となる中、目先の出尽くし感がクローズアップされる状況に。
<7751> キヤノン 4478 -272大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業益は1592億円で前年同期比35.2%
増となり、市場予想を550億円程度上振れた。通期予想は従来の4560億円から4650億円に上方修正した。ただ、還付も含めた関税の影響が580億円ほどプラス寄与しており、足元の為替状況からは円安効果も織り込まれつつあったとみられる。むしろ、メモリー価格高騰による押し下げ要因などがあらためて懸念視される形に。
<6920> レーザーテック 37440 -6120急落。中国が国内で開発したDUV露光装置の製造を開始したと報じられている。同装置は蘭の半導体製造装置大手ASMLが市場を独占してきた分野であり、将来的には中国市場でASMLの立場を脅かす可能性があるともされている。これを受けてASMLは前日に8.4%
の下落となっている。同社はEUV関連市場においてASMLと強固な協業関係にあり、マイナス影響の波及が警戒されている。
<4373> シンプレクスHD 1144 -2もみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は34.3億円で前年同期比6.6%増となった。据え置きの通期予想172億円に対して、進捗率はやや低いものの、AI利用料による研究開発費の増加や人材費用に伴う販管費の増加が利益の伸びを抑制した。ただ、今年の採用目標水準に対して中途採用者の獲得が進んでいることで、今後の売り上げの伸びが期待されるほか、受注残高も高水準で推移しているようだ。
<9434> ソフトバンク 230.8 +2.5続伸。決済大手のSP.LINKS(旧ソニーペイメントサービス)買収を検討していることがわかったと伝わった。米投資ファンドのブラックストーンが売却手続きを進めており、近く優先交渉権を取得する見通し。同社では、ソニー銀行が持つ20%も買い入れ、全株の取得を目指しているもよう。SBペイメントサービスと合わせた決済取扱高の規模は首位のGMOペイメントに迫るとみられ、積極的な事業拡大策をポジティブ視に。
<7085> カーブスHD 977 +30大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を1200円から1370円に引き上げた。会員数の増加継続、会員向け物販の増加、中期的にブランドの多角化による顧客層の拡大などが想定されることを評価。プロテイン等を毎日摂取するように促す販促活動や会員数の増加により、会員向け物販売上高は増加傾向にあり、今回26年8月期、27年8月期の業績予想を上方修正した。
<3778> さくら 3100 +200大幅続伸。決算発表を受けて後場に入って急伸する展開になった。第1四半期営業利益は12.3億円となり、前年同期比16.9億円の損益改善。つれて、上半期予想は従来の6.5億円から22億円に、通期予想は15億円から25億円にそれぞれ上方修正した。GPUインフラストラクチャーサービスが想定を上回る好調推移となった。第2四半期以降は、サービス競争力強化や販売チャネル拡大など投資を拡大させるようだ。
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