業績速報

業績予想の修正に関するお知らせ

2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。41.4%減益を予想。

2023年10月31日 15:00 第一稀元素化学(4082)
サプライズ度:
業績進捗状況: 評価なし
対前年成長率:
会社予想
サプライズ度

【業績予想/決算速報】第一稀元素化学工業<4082>が10月31日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(2,700百万円)から上方修正され、41.4%減益の3,500百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは2,700百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(850百万円)から上方修正され、2,810百万円となる見通し。

決算期
202303 本
202403 本
202403 本
202403 本
202309 中
202309 中
202309 中
202309 Q2
202312 Q3
月数
区分
発表日
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12
会社実績
2023/05/12
35,748
5,391
5,969
4,020
12
会社予想
2023/10/31
37,000
3,100
3,500
2,000
12
従来予想
2023/08/10
40,000
3,000
2,700
1,750
12
コンセンサス
2023/10/30
39,500
3,000
2,700
1,750
6
会社予想
2023/10/31
17,550
1,430
2,810
1,530
6
従来予想
2023/08/10
18,500
1,000
850
550
6
コンセンサス
2023/10/30
19,300
1,000
--
--
3
コンセンサス
2023/10/30
10,975
563
--
--
3
コンセンサス
2023/10/30
10,200
1,000
--
--

※単位は百万円:今回会社から発表された内容

業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当第2四半期累計期間につきましては、当社グループの主要顧客である自動車業界では、半導体をはじめとする部品不足に伴う供給制約の解消等により、世界のライトビークル販売台数は増加しました。一方で、中国を中心に電動化率の上昇が見られ、自動車排ガス浄化触媒分野の販売は前年同期と比較すると増加しているものの当初計画を下回りました。また、原料価格の低下に伴う販売価格の下落、中国の景気減速の影響等により、当社グループの売上高は前回発表予想と比較して減少する見込みです。利益につきましては、販売数量は当初計画比で減少しましたが、原料価格や物流コストの低下、新設した研究開発センター関連費用の低減等により、前回発表予想を上回る見込みです。さらに、ベトナム子会社への外貨建貸付の未実現為替差益の計上等により、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を上回る見通しです。 通期の連結業績予想につきましては、販売数量が当初計画と比較して減少することに加え原料価格低下に伴う販売価格の下落により、売上高は前回発表予想を下回る見通しです。利益は、物流コストの低下等の費用減少がある一方で、販売数量の減少があり、前回発表予想からの増加額は1.(2)表の通りとなります。 なお、通期業績予想における為替レートにつきましては、1米ドル137円を前提としております。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績につきましては様々な要因の変化により、予想数値と異なる場合があります。

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