NY為替:米長期金利上昇や質への逃避でドル買い強まる
2025年09月03日 06:04
市況・概要
*06:04JST NY為替:米長期金利上昇や質への逃避でドル買い強まる
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円94銭まで上昇後、147円92銭まで反落し、148円35銭で引けた。米長期金利上昇に伴うドル買いが強まったのち、米8月ISM製造業景況指数や製造業PMI確定値が予想に達せずドル買いが後退した。日本の政局不安、財政悪化懸念を受けた円売りが下支えとなった。
ユーロ・ドルは1.1613ドルまで下落後、1.1683ドルまで上昇し、1.1643ドルで引けた。ユーロ・円は173円21銭へ上昇後、172円64銭まで下落。ポンド・ドルは1.3340ドルへ下落後、1.3418ドルまで上昇した。英国の30年債利回りは1998年以来の高水準となり、債務拡張基調を警戒したポンド売りが加速。ドル・スイスは0.8061フランへ上昇後、0.8020フランまで下落した。
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