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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、内需関連が下げ主導

2025年10月07日 10:19 外国市場/為替

*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、内需関連が下げ主導 【ブラジル】ボベスパ指数143608.08 -0.41%
6日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比592.57ポイント安(-0.41%)の143608.08で引けた。日中の取引レンジは143,375.67-144,531.61となった。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。内需関連の下落が指数の下げを主導。景気の先行き不安などで国内の消費不振などが売り要因となったもようだ。また、貿易黒字の縮小など弱い経済指標も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。

【ロシア】MOEX指数2648.50 +1.69%
6日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.69ポイント高(+1.69%)の2648.50となった。日中の取引レンジは2,579.19-2,651.14となった。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しも活発となった。ほかに、米利下げ期待の高まりが改めて好感された。一方、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒された。

【インド】SENSEX指数 81790.12 +0.72%
6日のインド株式市場は3日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比582.95ポイント高(+0.72%)の81790.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同183.40ポイント高(+0.74%)の25077.65で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、インフレ率の落ち着きも金融緩和への期待感を高めた。ほかに、アジア市場がおおむね堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。

【中国】休場
6日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。

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